2005年10月05日

犬と地震

地震の後、ほこりが舞う壊れた建物の間を、数頭の犬が汚れ、痩せて、目をうつろにし、震えながら歩いていた。家と、飼い主を失った犬達だ。彼等を何とかしてやりたくても、私の住んでいた文化住宅も倒壊し、5時間ドンと一緒に埋まっていて、犬と私だけが出してもらい、何も持っていなかった。

年齢のせいか、地震で怪我をしたのかよく解らないが、大きな黒い犬は、後足がちゃんと使えなくて、よろけながら歩いていた。2、3日見かけたが、(私は1週間程病院に居たから、正確には10日位かもしれない)あまりにも哀れで、誰かが引き取ったと聞いた。
もう1頭、雨なんか降ってないのにびしょぬれになり、痩せこけて、表情のない顔で、よろよろと歩いていた白い犬も気に懸かったが、その犬の消息は知らない。
その後、ボランティアの人達が、犬達を回収し、里親を探して引き取ってもらったと、マスコミで報道された。

犬達が遠ぼえをすると、余震が来た。
posted by tomtomland at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 犬と地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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