2005年10月07日

犬と地震

震災後2年経って、今住んでいる灘区に引っ越しをした。

王子公園で、毛の長い小柄な白い雑種の雌犬と知り合いになった。名前は忘れてしまった。震災で飼い主がいなくなったのを引き取ったと言っていた。新しい飼い主の女性がグラウンドを走るのをじっと見ていた。大事にされていた。しかし、いつも少しうつむいて歩いていて、寂しげに見えた。その犬は数年前に死んだ。

もう1頭、近くを流れる川の横の公園で、白い雌犬の飼い主と親しくなった。犬の名を、勝っちゃんと言った。勝ち負けの勝つだと教えてもらった。この犬も、やはり、震災ではぐれていたのを引き取ったと言っていた。引き取った時で、12歳位だろうと獣医が言ったと言っていた。震災に勝ったから、勝っちゃんにしたと言っていた。大切に育てられていたが、はかなげで寂しげあった。3年位前に老衰で死んだが、最後までよく面倒を見てもらっていた。そして死んだ後、ご主人が、これでやっと自分の震災が終わった気がすると言っていた。
posted by tomtomland at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 犬と地震 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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