次の日、朝の散歩に出かけた。
ドンの様子を見ていたが、いつもと変わりなく元気いっぱいだった。
弾む足取りでわたしの前を歩いていた。
しかし、家からそんなに放れていないアスファルトの上に、急に大量出血をした。
出血量が多くて、大きな血の固まりが出て来た。
ドンが死んでしまう。わたしは叫んでいたようだ。
向かいの白い猫の飼い主が、いったいどうしたんや、と言って顔を出した。
ドンが死んでしまう。それしか考えられなくて、慌てて家に連れ帰った。
どうやって歩いて20分近くかかる獣医院に連れて行ったか記憶がない。
抱いて行ったか?歩かせたのか?
ドンを預けて、夕方、妹と病状を聞きに行った。
チンチンの奥に腫瘍ができていて、そこから出血した事、老齢なので(12歳を過ぎていた)手術にはとても危険があるという事、抗がん剤を勧めます、という事の説明を受けた。
あまり考えられなくて、抗がん剤にした。
3回注射(だったと思う)をする事になった。
最初の注射をして連れ帰った。
2007年05月07日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック